さいたま市/深谷市/長瀞町でメンテナンス煙突掃除

今年の春は暖かいですね、メンテナンス作業も例年より早く動き始めています。

さいたま市のお客様は24年ご使用のアイルランドの「ウォーターフォード」。

かなり損傷が激しく、何年も前から燃焼空気調整も効いていない様子でした。

現在は廃盤になってしまったストーブのため、部品も取れなく修理不可能・・。

愛着もあり残念ですが、やむなく新品機種に入替をご検討されます。次も鋳物製かな。

続いては使用4年。イギリスの「ハンターストーブ」。

ドアガスケット劣化のため交換。

薪ストーブは吸気過多で壊れることが多いので、ロープの消耗交換はとても大事な部分になります。

使用頻度と機種にもよりますが、5年を目途に見ると良い部品ですね。

写真を撮り忘れてしまいましたが、ガラスに薪がぶつからないように保護する鉄のバーも湾曲しており修理。

原因は最初はこのドアガスケット部を疑いましたが、この劣化状態でならないよね??な感じ。でしたね。

間違ったご使用をされているのかなと思いました。

推測ですが、毎回ほんの少しだけドアを開けて焚き付けをするお客様。

そこから勢いよく空気が入る→種火→薪→煙突と流れを作り一気に着火。

着火しやすいのはわかる。

でもターボ状態。

そして違うことに取り掛かり、ドアを閉め忘れてしまう。

ターボ状態は続き。。

気づけば焚き付けにくべた薪が燃え尽きるぐらいまで開けっ放しになっていたのかな。

ゴーっと音を立てて燃えてます。 

これが日常化したのが変形の原因。

「ヘラルド」の場合は一次燃焼用空気口を開ければドアは開けなくてもスムーズに着火できます。

空気の流れをつけたくて開けたとしても煙が煙突方向に流れだしたら閉めましょう。

薪ストーブはどの機種もその使い方が正解です。

長時間のドアの隙間というのは絶対NG、他の部品を壊す元になります。

灰受けのドアも一緒ですね。

正しい使い方で長く大切にしていきたいものです。。

最後は使用1年で煙突詰まりの現場。

初シーズンの煙突つまりはよくある事。

初めて使う薪ストーブ!

取説を読んでもわかりにくい所もあるし、失敗もするしで。

使っていきながらなるほど~の世界ですからね。

詰まりが起きて当然といえば当然なことで。

失敗から学んでいく事が楽しめるってところが薪ストーブのいい所です。

煙突掃除メンテナンス後にもう一度、使用する適正温度と薪の含水率や太さ、空気調整のコツなどをおさらいしました。

ヒッテコでは、このようなケースを想定して当店施工のお客様のみにはなりますが、1年目のフルメンテナンスを¥10000税込で受けられる安心の初年度サービスを設けております。

早期に間違いを認識することで、薪ストーブの快適なくらしにも確実に繋がり、薪ストーブ自体も長持ち!大きなケガを予防できます。

わからないことだらけでスタートする薪ストーブライフ1年目。

少しでも疑問があれば解消して、安心に繋げてもらえたらうれしいです。

春のメンテナンスシーズン、スタートを切ったの三コマでした。

ウッドストーブ匠舎 hitteco

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