来週は一気に真冬の寒さになるようですね。
そうなってくるとどうしても薪の消費が気になってしまいます。
やはりそこは薪ストーブライフの最大のテーマでもありますね。
なので、薪ストーブで暖かなくらしはもちろん実現するのですが、無駄にエネルギーを使わないほうがいいというお話を少しします。
「hitteco」とはエコな熱という意味でつけた造語なのですが、それは簡単に言えば自然エネルギーをムダなく効率よく使っていこうという意味です。

あらゆる面での省エネと再生可能エネルギー(自然エネルギー)へのシフトがテーマな昨今、地球環境を守っていくことにも繋がるとても大事なことと意識しています。
今世紀中にも訪れるかもしれない石油枯渇までに再エネを基盤とする社会はどうなっていくのか、、まだまだ想像もできませんが、ヒッテコが考えるecoをたくさん発信していきたいと思います。
その暖房の省エネのお話ですが、現在の日本の家の多くは断熱不足と言われています。いわゆる冬が寒い家です。
寒い家は多くのエネルギーを必要とし、地球温暖化の原因となるCO2を多く排出してしまいます。
これから家の断熱性(保温性)を高める断熱改修(断熱性を高めるリフォーム)は急務になるかと思います。
「家が寒いから薪ストーブをいれたいんだけど」とお客様がこられても今は家の断熱性能を見直してから薪ストーブを入れませんか?となります。
新築ともなれば高断熱は当たり前なので、昔みたいに大きい薪ストーブは必要なく、エネルギー消費の少ないストーブで省エネライフが送れるわけです。
薪ストーブは暖かさの大きさ(暖房出力)を売る時代から、暖かさの質を売る時代へとシフトし、快適な空間を実現しているのが現状です。
これからは本当に質素倹約と環境に負荷を与えない生活が求められることと思います。
そんな心の豊かさを求める時代に、手間のかかる「火」のある生活をもう一度見直し、自然に感謝しながら上手に薪を使っていきたいものです。

ウッドストーブ匠舎hitteco 坂巻 雄輝